次回に向けて春の30kに参加してポイントゲットで、先行エントリで慎重に！

想像を絶する世界でした、悪夢のようでした、走りながら後悔もしました‥

なんでこんなのに出たのだろ～と‥

日も暮れて、ヘッドランプに照らされた数メートル先も雨か霧か山を越す雲なのか、真っ白に輝いて視界を塞ぎます。

そんな暗闇の中に、まるで死体のように眠る人達がアチコチに‥

バイオハザードのゲームの中の様でもありました。＜（＾＾；）＞

30キロ過ぎあたりからは人もバラケ、一人行動が多くなります。1キロ毎に設置された掲示で確認しながら真っ暗闇を先に進みます。

トレランの人がなんでタイツの上に短パンを履くのか理解出来ないので履いてませんでしが

理解できました！雨に塗れた内股に山の下から冷たい風が吹き上げ、冷たくなり痙攣がおきます。

持って行ったナノタオルで水分を拭き取るとしばらくは回復します。次からは履こう！‥次あるか？

意識がもうろうとして睡魔にも襲われますが、二度と立上がれなくなるのではとの恐怖から

誘惑を払いのける～逆にこの雨の状況で寝る判断を出来る精神力に尊敬さえ感じます。

下りの視野に遠近感が無い、ヘッドランプと手持ちライトの2つ有れば距離感がわかるとの情報だったが強度の乱視の為なのか？手持ちライトが照度不足なのか‥？？？

テーピングでナントカなると思ってた膝が悲鳴をあげた〜〜！！　下りで膝にねじれが生じると

思わずギャ～！と叫んでしまう。何度かそれを繰り返し、しっかり「ビビリ」になってしまった。

取合えず歩いてでも24時間以内完走を目指そう～

後ろにヘットランプが見えると先に降りてもらい、最後にソロリソロリと降り、登りで追いつき追越し

また下りで先をゆずるの繰り返し。万が一の為携帯した痛み止めを飲んで、痛みは無くなった気がするが‥ビビリは消えない。

雨が上がり～星明かりに照らされた雲海が見える～雲の上！しばし休憩（。。）栄誉補給。

最大の問題は水でした！ハイドレーション２リットルの水が吸っても突然ピタリと止まる！恐怖！

予備のペットボトル一本有るからと思ってたが‥それもなくなり‥

ナントカ第二関門で規定の水1.5リットル受取り命拾い‥その後節約して使おうと思いつつも体は

水を要求し、またしても水切れ！

夜が開けて約50キロ地点～大ダワ到着、棄権者受付が在った！バスに乗るべきか迷う～迷う～迷う～

水が無けりゃしょうがないだろう～迷う┐(> <)┌ スタッフに聞くと7.5キロ先に「綾広の滝」が在る！

おいっし～水だよ～て言うんで、じゃ～それを目指して行きますとキッパリ言ってしまった(> <)！後悔。

また山に入りの7.5キロは３倍にも感じる～葉っぱに着いた雨を探すが風で飛ばされ何も無い‥

汗が出ないようにしながら距離を稼ごうと思うが無理！丸まった葉っぱに溜まった雨発見！

そ～っと手に取ったが何か？ビロビロ～とした感じで流石に飲めなかった～それから少し行くと

キラリと光るものが？アルミホイルを置きその上に杉の葉を立てかけて？雨が溜まるように‥？

同じ思いの誰かが作ったのか？罠か？必要としてる誰かがいたら申し訳ないのでこれもスルー。

脱水によるのか後頭部に痛みが出始めたが、ナントカ水場に到着～たすかった～！

可憐な若い女子が大きな山用リュックで？何が入ってるのと聞くと、家出る前に暴風警報が出てると

聞いたのでその為の装備とか！さすが山ガール！？？つま先が痛いと後ろ歩きで降りて行く‥

ゴールの街に降りると拍手で迎えてくれる！素直に嬉しかった！

 全て終わった〜〜〜。。。22時間23分。。。

今朝～起きたら布団が血だらけ！滑って岩肌に擦り皮がめくれアチコチ傷だらけ

消毒は良くないと最近言うので、自己回復願い奇麗に洗い、ラップ巻きにして寝たのだが‥

痛みは史上最大の筋肉痛が支配してて傷の痛みを感じるまでは数日を要すもよう。。。

カメラは雨でやられ最初だけ‥もし次があるなら、カメラの分も水に換えて。。。

３日程経過したら。。。。

頭の中でいろんな戦略やら反省点やらグルグル考えてまた挑戦したくなってしまった。参加してあれだけ後悔したはずなのに、頭の何処をほじくってみてもそれが見当たらない。。。

-------------------------次年もエントリーしようとしたが、秒速勝負ではじかれた！